【計算ミスしない勉強法】九州大学工学部に合格!加藤さん編

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みなさんこんにちは、武田塾の清水です。
今回も武田塾 名古屋校から合格者インタビューをお届けします。

今回は名古屋有松校に通いながら福岡県福岡市に本部を構え、52.5〜67.5もの偏差値を誇る九州大学 工学部に合格した生徒さん、加藤さんです。

加藤さんは難関国立大学に現役で合格を果たした生徒さんになるのですが、武田塾に通うようになったきっかけからそのような過程を経て九州大学合格に至ったのか、合格までの道のりを見ていきましょう!

武田塾に通うきっかけ

まず、武田塾に入塾したのは高校2年生の11月〜12月あたり。

高校2年生から「そろそろ受験勉強を始めようかな」という受験モードになり、学校帰りに通える塾がいいと思い調べたところ最寄り駅に武田塾を発見。もともと自分自身で勉強方法を決めて勉強することに苦手意識を覚えており、なんとなくで勉強をしていたところ、武田塾の自学儒州のカリキュラムに魅力を感じたため入塾を決意しました。

普段は学校の定期テストの前に勉強する程度です。

加藤さんは実際に勉強をするとなると、与えられないと何をどれだけ勉強したらいいのか勉強の正解がわからな買ったのですが、武田塾では365日1日単位で学習計画を立てて指導をしているので、志望校に向けた勉強量が明白になり、「今日はこれだけ勉強したら終わり」これが終わったらあとは何をしてもいいという流れでメリハリを付けて勉強を進めることができました。

数学の勉強法

加藤さんの1番得意な科目は数学で、出身高校も理系が強い高校を卒業します。
そんな加藤さんの科目別の勉強方法を見ていきましょう。

入塾した時は「基礎問題精講」で基礎をしっかりと固め、「国公立標準問題集CanPass数学1・A・2・B」「ハイレベル 数学I・A・II・B の完全攻略」など、難関理系向けのルートを最初から最後まで仕上げました。高校2年生の終わりではまだ数Ⅱを習っていなかったため、高校2年生の時点では「数学Ⅲ 基礎問題精講」で数Ⅲを覚える作業に取り掛かります。

理系数学の日大レベル(武田塾の設定しているレベルの中の1番基礎レベル)までを一通り仕上げ、地方国公立レベルは高校3年生になって取り掛かります。

「基礎問題精講」を活用して勉強をしている時は順調に進むのですが、数Ⅲの最初は習っていないところを勉強することに苦労しました。「国公立標準問題集CanPass数学1・A・2・B」では比較的にスムーズに取り掛かることができ、解法を見ながら「こういう解き方もあるんだ」と、自分の中でプラスに理解して進めることができるようになりました。

得意な数学でも唯一苦戦した部分

数学は基本的には得意だった加藤さんですが、とある部分で詰まったとのこと。
そのとある部分は「計算ミス」。

数学を利用する受験生はほぼ全員悩む「計算ミス」ですが、加藤さんの場合は確認テストの時から計算ミスをすることが多く、ミスをするたびに武田塾の講師に「取れる問題を落としちゃダメ!このミスを入試でやってしまったら一気に失点になる!」と注意され、確認して注意するようにしていたものの、なかなか直りません。

実際に受けた秋のオープン模試では、複素数平面では11/50点、整数では8/50点と計算ミスで大失点をしてしまい、ここでも再度注意を受けます。この模試の結果を見てさすがに焦りを感じたのか、この時、1番意識が変わった瞬間だったと加藤さんは話していました。

何十点も落とした経験を機に本気で計算ミスの改善に力を入れます。

武田塾の講師と計算ミスの改善について話し合ったところ、解法がわかった瞬間にそのことに思考が取られてしまい目の前の計算を慎重に行うことができていないという結論に至り、その部分を改善するために「解法が見えていたとしても基本的なことを忘れないように心がける」という計算ミスの対策案を作成。

1個ずつ着実に式を進めていくというところを意識していった結果、本番の入試では計算ミスなしで突破することに成功!

そもそも加藤さんが受験した年の九州大学の問題は難しく、解けるところは絶対落とさないことが必須。加藤さんは解けるところは落とさず、少しリードするくらいは解けたとのことです。

高校2年生スタート時からやっていた英語

高校2年生のうちは英語長文に取り掛かり、長文読解に入る前あたりにいました。
日大レベルを突破しないくらいで高校2年生に行き、高校3年生では長文に取り掛かります。

英語は4科目の中だと1番苦手な科目の加藤さん。共通テストで英語は大問5の途中で終わってしまうレベルだったのですが、日大レベルで単語・文法・熟語の解釈を行い、日大レベルの段階突破テスト終了あたりからは共通テストの問題が最後まで読み切れるようになり、読み切れるようになってからは自信に繋がりました。

日大突破は秋頃。高校2年生の秋から英語をスタートし、日大レベルで苦戦するものの1年ほどかけて日大レベルを突破し、最終的には地方国公立レベルの最後まで仕上げます。

英語で苦戦をした部分は文法地獄の「Next Stage」。
「Next Stage」の最初の部分は文法を覚える所が多く、参考書全体の問題数も多いのであまりやる気が出ないところで苦労しました。文法地獄を乗り越え、解釈と長文を勉強したところスムーズに進めることができたそうです。

その後、秋から受験直前までは地方国公立レベルで勉強を進め、後は二次試験対策に宣戦します。

英語の過去問

過去問に取り掛かるうえで、九州大学は英作文が2つ出題され、かつその問題の配点がかなり高いためそこを仕上げることに尽力。二次試験の1か月前から塾講師と学校の担任の先生に提出をして添削をしてもらうなどして本格的に対策を開始しました。

その結果、共通テストでは英語75/100点、リスニング70/100点の計145/200と7割程度の獲得に成功。元々苦手な科目で1番自信がなかった英語なのですが共通テストや試験本番までには苦手ではあるけれども足は引っ張らないレベルまで持って行くことに成功しました。

高校3年生スタートの物理・化学

物理と化学は高校3年生になってから開始します。

物理と化学は英語と比べると比較的得意な方で「物理のエッセンス 力学・波動」と「物理のエッセンス 熱・電磁気・原子」「良問の風物理頻出・標準入試問題集」「名問の森物理 力学・熱・波動1」を活用します。「良問の風物理頻出・標準入試問題集」の一周が終わったあたりから少しずつ問題が解けるようになり、記述も死でも力学を勉強したためある程度点数が取れるようになりました。

「良問の風物理頻出・標準入試問題集」が終わったのは夏頃と物理は順調に進みます。

化学は「リードLightノート化学」「実戦化学重要問題集 化学基礎・化学」を活用して勉強します。「リードLightノート化学」が終わったころはまだ力が付いている感じはなく、1冊目を完璧に仕上げてアウトプットの「実戦化学重要問題集 化学基礎・化学」のA問題が終わった頃から共通テストや模試などで急に点数が取れるようになります。

その後、「実戦化学重要問題集 化学基礎・化学」のB問題や「名問の森 物理・力学・熱・波動」まで進み、さらに仕上げていきました。二次試験は例年よりも難易度が高く、難しかったもののしっかりと積み上げていたため、物理・化学でもしっかり戦うことができ、試験が終わった後もちゃんと解けた!と自信をもてたそうです。

英語・数学の勉強を早めにスタートし、理科は高校3年生で開始するものの二次試験にはしっかりと間に合うように計画を立ててこなしていきました。

国公立を受験する受験生は共通テスト対策に苦しむのですが、加藤さんは駿台予備校やZ会などの予想問題集を全教科で実践して対策します。共通テストのみで出題される科目の対策は最後の2〜3か月をかけて実施するもののあまりしっかりtp対策できず、共通テストのみで受験する科目はそこまで劇的に点数は上がりませんでした。

九州大学 工学部は二次試験の配点が高いという特徴があるので、二次試験でちゃんと稼いでいれば何とかなる作戦で挑戦。

共通テスト本番では、
・英語リーディング 61点
・英語リスニング 80点
・数学ⅠA 84点
・数学ⅡB 93点
・物理 95点
・化学 90点
・国語 95点
・倫理政治経済 58点
と、9割ほど獲得。

リサーチの段階で九州大学はC判定。

担当の先生と相談をしたものの、二次試験で稼いで何とか逃げ切りました。
自己採点では合格最低点より50点はあると思っていたので、結構いけたと思ったそうです。

勉強のポイントを把握して九州大学合格|まとめ

数学・物理・化学に関しては根本を理解するという所が大事だと重い、それを理解してしまえばその問題が派生したとしても色々活用することで問題を解くことができるので、計画はしっかりと立て、決まっているやることはちゃんとやって参考書1冊1冊をしっかりと仕上げていく。

そして、本番力を上げることがポイントです。

また、武田塾に通っていてよかったと感じたことは、課題が与えられていることで勉強量がわかることがよかったとお話してくれました。課題をやるにおいて量を重視して勉強を進める人も中に入るのですが、加藤さんは質を高めることと与えられた範囲だけは絶対に完璧にすることを重要視して勉強したそうです。

ただ進むだけではなく、しっかりと中身にこだわりながら勉強したことで、もともと苦手だった英語でもしっかりと点数を稼げるまで実力を上げ、無事に合格を掴み取りました。

おめでとうございます!

もし国立大学への進学を目指している方がいたら、加藤さんの勉強方法も参考にしてみてください!

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